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消費者金融の歴史

●消費者金融の誕生●


消費者金融が誕生したのは、1950〜1960年ごろといわれています。当時は「団地金融」などと呼ばれ、一般市民を対象に、無担保・保証人不要の小口融資をおこなっていました。
団地金融は高度経済成長の波にのって右肩上がりに成長を続け、徐々に一般にも浸透していきました。
団地金融の営業方法は、高利で貸しつけ、返済が滞った場合には、きびしい取り立てで利益を確保するというもので、利用者は業者に対して恐怖心や不信感を抱きつつも、背に腹は変えられぬということで、お金を借り入れていたのでしょう。

●「サラ金」の悪行が社会問題に●


1979〜1980年の間に、団地金融はサラ金と呼ばれるようになり、さらに成長を続けました。しかし利用者が増えるにしたがって、いきすぎた取り立てが世間の注目を集めるようになりました。業者の取り立ての苛酷さが「サラ金地獄」という言葉とともに、週刊誌やテレビで何度も取り上げられました。業者に対する世間のイメージは非常に悪いものになってしまいましたが、それでもサラ金は成長を続けました。


    現在でもサラ金という呼び名は広く用いられていますが、業界ではネガティブなイメージを持つこの名称を嫌い、「消費者金融」という呼び名が使われるようになっています。また、1990年ごろから、大手業者がこぞってテレビCMを流し、イメージの回復につとめました。それとともに「キャッシング」という言葉も浸透し、イメージは向上しましたが、消費者金融に対して批判的な目を向ける人は今でも少なくありあません。

    ●何度も引き下げられた上限金利●


    貸金業を規制する「貸金業法」が成立したのは1983年のことです。貸金業法が成立するまでは業者の自主規制しかありませんでしたが、サラ金を利用して被害を受ける人が続出して社会問題になり、規制法ができたのです。
    また、金利についても何度も改正されました。上限金利を定める出資法が制定されたのが1954年で、このときの上限金利はなんと109.5%。現在の4倍近い金利です。
    それ以降、出資法の上限金利は1983年に73%、56年に54.75%、91年に40.004%、2000年に29.2%へと何度も改正され、現在にいたっています。
    そして2006年には上限金利を20%に下げることが決まり、2009年をめどに施行される見通しになっています。

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